RECRUIT

Eコマース領域の募集職種

RECRUITMENT

PROJECT CASE02

ニトリアプリ新機能
“アプリde注文”
開発プロジェクト

Y・N
デジタルコマースチーム
2018年入社
M・S
デジタルコマースチーム
2020年入社
01 QUESTION

開発した新機能はどのようなものですか?

Y・N
 商品の取り寄せ注文の手続きを、お客さま自身がニトリアプリを用いて実行できる機能で、「アプリde注文」と名づけました。
 例えば、店舗でソファやダイニングテーブルなど大型の商品を購入する際、次のような取り寄せの注文を行うことになります。まず、サービスカウンターを訪れて、店舗従業員と届け先住所や受け取り日の確認をし、注文伝票を作成した後、その伝票をレジに持って行き、会計を行います。
 この一連の流れを、アプリのみで完了させるのが「アプリde注文」です。
M・S
 店舗内で取り寄せたい商品を見つけたら、ニトリアプリ内にある「アプリde注文」のタブをタップし、その商品のバーコードをスキャンすると、画面に注文リストが作成されます。商品の受け取り⽇と受け取り方法を指定したら、レジに行って会計するだけで、取り寄せ注文の手続きが完了します。
 受け取り方法で「お届け」を選ぶと、指定した場所に届きますし、「店舗受取」の場合には指定した店舗での受け取りが可能です。また、持ち帰る商品とまとめて会計することもできます。
Y・N
 実は数年前から、ほぼ同じ機能を持つ「セルフクロージング端末」を一部店舗に設置していました。しかし、設置場所に足を運ぶ必要があるため、もっとお客さまに使い勝手の良い方式はないかと検討した結果、アプリ内の一機能として追加することになりました。
 「アプリde注文」は、22年4月に旗艦店舗である⽬黒通り店がオープンした際に先行リリースされ、6月からは全店舗で使用可能となっています。
アプリde注文 開発プロジェクト アプリde注文 開発プロジェクト
02 QUESTION

新機能の導入で、どういった効果が得られますか?

M・S
 お客様にとって、取り寄せ注文の手続きに要する手間の大幅な削減になります。
 「アプリde注文」では、会計の前までの手続きをアプリ内で済ませることができ、サービスカウンターに行く必要がありません。カウンターでの店舗従業員とのやり取りや伝票の記入も不要です。
 さらに、商品をカートに入れてレジに持って行く必要がないので、「荷物を増やしたくないから配送してもらいたい」などの場合にも便利な機能です。
 運用開始からまだ日が浅いですが、お客様からは多くの好評の声をいただいています。特に、複数階にわたって出店している店舗での使用頻度が高いようです。
Y・N
 休祝日や春の繁忙期には、非常に多くのお客様が来店します。ただ、そうした時期は取り寄せ注文の需要も高いため、注文伝票の作成量が増え、従業員がその作業に割く時間も急増します。そのため「待ち時間が長い」「フロアに従業員が少ない」などの負担をお客様にかけてしまいがちでした。
 「アプリde注文」を多くのお客様に利用いただければ、伝票作成の作業量が大きく減少し、結果として、お客様へより良い購買体験をご提供できます。
03 QUESTION

開発で感じた喜びや、仕事のやりがいはありますか?

M・S
 開発に使用した「Flutter」は比較的新しいフレームワークで、当社では初めての使用のため、参考にできる先行事例が少なく、最初はわからないことばかりでした。
 しかし、既存のフレームワークや言語の考え方を援用して「こうすればうまくできるのではないか」と推測しながら進めるなど、自分なりの工夫を重ねて、徐々に学習していきました。「わからないなりに工夫すれば、答えが見えてくる」という学びを得たことは、喜びとは違いますが、貴重な経験だったと思います。
Y・N
 また、お客様ご自身のスマートフォンで店舗内の注文手続きを完了させる機能自体が、これまでニトリで開発したことのないもの。こちらも参考になる先行事例がないため、要件定義や設計には苦労しました。
 しかし、これまでにない新たな挑戦を担当したことが、自分にとってもチームにとっても大きなやりがいとなり、高いモチベーションを維持したまま、最後まで開発に取り組めました。
アプリde注文 開発プロジェクト アプリde注文 開発プロジェクト